プログラム
12:50〜13:35
 12:50〜12:55 【開会挨拶】
株式会社BCN 取締役 大原 昌彦
 12:55〜13:35 【基調講演】
Society5.0時代に求められる考え方と今後の政策展開について
経済産業省
商務情報政策局 情報経済課
課長補佐
沼尻 祐未 氏

セッション詳細
13:35〜13:50
 休憩
13:50〜14:30
14:30〜14:50
 休憩
14:50〜15:30
15:30〜15:50
 休憩
15:50〜16:30
16:30〜16:50
 休憩
16:50〜17:30
■お問い合わせ先■
BCN イベント事務局
E-mail:bcn_event@seminar-reg.jp
TEL:03-5510-4168 / FAX:03-5510-4078
受付時間:午前10時〜午後6時(土・日・祝日を除く)
基調講演 12:55 〜 13:35
沼尻 祐未 氏

Society5.0時代に求められる考え方と今後の政策展開について

経済産業省
商務情報政策局 情報経済課
課長補佐
沼尻 祐未 氏

【講師プロフィール】2014年、経済産業省入省。資源エネルギー庁資源・燃料部政策課、新エネルギー課、大臣官房総務課を経て、2018年6月より現職。経済産業省が提唱する「Connected Industries」の主担当として、ものづくり/自動走行・モビリティ/バイオ・素材等の分野におけるAI・IoTの活用を推進。また、AIスタートアップの事業支援にも取り組む。

 Society5.0では、分野を横断し様々なステークホルダーと連携した新サービスの創出等により、国民生活の向上と産業競争力の強化が期待されています。そのためには、経営・事業レベルでもシステムレベルでも、異なる者やシステムとどのように繋がるかを戦略的に設計する必要があります。国際的には、全体の見取り図・俯瞰図である「アーキテクチャ」を描き、全体の関係性を可視化することで、より効率的な戦略立案を行うことが主流となりつつあります。

 加えて、上記の連携に当たっては、システム設計や技術実装については互いに整合的である必要があり、海外企業はルールや標準に関する国際的な議論を積極的にリードし、より多くのステークホルダーを巻き込むことにより、いかに有利な地位を固められるかを競っている状況です。

 本講演では、このような世界的な流れについて御紹介しつつ、経済産業省が考える「DXのその後」を見据えた政策展開について講演させていただきます。

A-1 13:50 〜 14:30<セキュリティ>

サイバーセキュリティ業界のリーダー、カスペルスキーによる
新パートナープログラムならびにパートナー様向け重点施策のご紹介

株式会社カスペルスキー
マーケティング部
部長
東田 巌秀 氏

オリンピックイヤーを迎え、日本の組織に対するサイバー攻撃は激化の一途をたどっています。またWindows7のサポート終了や、クラウドの普及など企業を取り巻くIT環境も激変しています。
その一方で、米Broadcomによるシマンテック買収などセキュリティ業界も大きな転換期を迎えています。
カスペルスキーは1997年の創業以来ユージン・カスペルスキーの圧倒的なリーダーシップで一貫した経営スタイルを貫いており、今後もその方針に揺らぎはありません。
本セッションではカスペルスキーが有する製品・サービスを概観するとともに、2020年1月より新たに開始するパートナープログラム Unitedをご紹介いたします。

A-2 14:50 〜 15:30<セキュリティ・IT運用管理>

改めてリファレンスしたいサイバーセキュリティのフレームワーク

ゾーホージャパン株式会社
ManageEngine事業部
ソリューションエバンジェリスト
曽根 禎行 氏

サイバーセキュリティ対策は、しばしば、各論の個別の対策になりがちと言われています。改めてリファレンスしたい、NIST Cyber Security Framework、SP800-171、CIS Controls、サイバーセキュリティ経営ガイドラインなどのセキュリティフレームワークについてポジショニングや概要について解説します。また、これらフレームワークと親和性の高いManageEngineのソリューションについてご紹介し、Sierの皆様がたの販促のヒントをお伝えします。

A-3 15:50 〜 16:30<セキュリティ>

様々なデータ損失危機を回避する最新ファイルサーバ!
〜DX時代に不可欠なデータ管理・運用とは? 事例と共に解説〜

株式会社ソリトンシステムズ
ITセキュリティ事業部
マネージャ
木下 智雄 氏

安全・安心に業務継続する為には電子データの保全は重要です。しかしながら、未だにデータを保存するだけのNASやファイルサーバへデータを利用し、様々なデータ損失の問題・課題に直面している企業が多いと言われています。
「ディスク容量が足りない」「ファイルが無くなった」「災害でサーバが故障した」「情報漏洩が発生した」「ランサムウェアの攻撃を受けた」など様々な課題や問題に直面します。 ファイルサーバUTM「VVAULTシリーズ」はデータ損失の危機を回避するソリューションです。ファイルサーバの環境面、運用面の両方で必要になる様々な機能を提供します。
本講演では、実際のお客様事例を題材に、これら課題・問題をどの様に解決したかをご紹介致します。

特別講演1 16:50 〜 17:30
飯村 由香理 氏

2020年目前!テレワークの最新状況について

総務省
情報流通行政局 情報流通振興課 情報流通高度化推進室
室長
飯村 由香理 氏

【講師プロフィール】1999年4月郵政省入省(→2001年総務省)。放送行政、ICT利活用・振興施策に従事。2006年情報流通高度化推進室課長補佐(総務省内テレワークの導入など担当、保育園に子供を通わせながら自らもテレワークを実践)、2012年衛星・地域放送課地域放送推進室課長補佐(ケーブルテレビ担当)、2014年情報通信政策課課長補佐(マイナンバーカード利活用、2020年東京大会に向けたICT活用検討)、2016年人事交流ヤフー(株)へ出向。民間企業における働き方を学ぶ。2018年7月より現職。

 労働生産人口の減少で、企業の規模を問わず生産性の向上・働き方改革は喫緊の課題です。ICTを利用し、時間や場所を有効に活用できる柔軟な働き方であるテレワークは、生産性の向上、優秀な人材の確保等に非常に有効なツールであり、昨今の台風、大雨、大雪等で通勤移動困難時のBCP(業務継続性)にも寄与する働き方です。

 我が国では企業ごとの温度差がまだ大きく、諸外国と比べても導入が遅れている状況です。その理由として、テレワークという働き方の認知度が低い、社内コミュニケーションに不安がある、情報漏洩が心配である、労務管理が難しい、といった点が挙げられています。総務省では、上記のような課題を解決するため、企業等への専門家の個別派遣、セミナーの開催、先進事例の紹介・表彰といった様々な施策に取り組み、今年で3年目となるテレワーク呼びかけの国民運動として実施した「テレワーク・デイズ2019」は、2887団体、約68万人に参加いただき、着実に浸透してきました。

 本講演では、総務省が取り組んでいる施策及び今年度規模を拡大して実施した「テレワーク・デイズ」の具体的な成果と課題を紹介しつつ、今後の政策展開についてご説明します。

B-1 13:50 〜 14:30<業種別ソリューション>

お客様満足度を高める窓口業務の改善方法

株式会社PFU
イメージング事業本部 ビジネス推進統括部 プロモーション推進部
道宗 琢昌 氏

近年、IoT、エッジコンピューティングを初めとした分散型デバイスへの注目が集まり、改めて、幅広い業種で、お客様に近い場所でのデータ処理ニーズが高まっています。

インバウンド需要拡大により、外国人宿泊客への対応が求められるホテルのフロント、
長時間労働・人手不足により、働き方改革が求められる医療現場、本人確認の厳格化により事務作業の負荷が増える、自治体窓口、Fintechの浸透でデジタル化が加速する会計事務所、

これらの変化に対応し、お客様満足度を高める最新スキャナー活用方法をご紹介します。

B-2 14:50 〜 15:30<アプリケーション仮想化(モバイル対応化)>

Parallels RASで実現するクライアント仮想化と働き方改革

コーレル株式会社
パラレルス マーケティング
部長
日下部 徳彦 氏

東京日産コンピュータシステム株式会社
産業事業部 ICTシステム アーキテクトサービス
主管
大島 靖雄 氏

働き方改革に伴いテレワークを検討・導入する企業が増えています。
テレワークは多様化する働き方への手段だけでなく、企業の業務改善やセキュリティ対策、そして経営者、雇用者双方の働き方に対する意識改善のきっかけを提供する手段として注目されています。
本講演では、テレワーク環境を実現するための、様々なアプリケーション、デスクトップ、データ配信を提供する「Parallels RAS」を用いた、シンプルで低価格なクライアント仮想化ソリューションをご紹介いたします。
また、Parallels RASをご活用頂いているお客様から、導入や解決すべき課題の背景、効果など、実際の現場での実例に基づきご紹介頂きます。

B-3 15:50 〜 16:30<業務改善・効率化>

新しいニーズを発見する業務改善セミナー
〜受注業務改善編〜

ユーザックシステム株式会社
パッケージビジネス部
リーダー
渡辺 大輔 氏

最近はAI-OCR+RPAに注目が集まっていますが、受注業務の改善には他の手法がいくつもあり導入企業にあった手法の選択が重要です。
本セミナーでは、受注業務の改善に繋がる複数の手法を事例を交えながら紹介します。ユーザックシステムでは、業務改善に直結するパッケージソフトの開発・販売を行ってきました。RPA製品の前身である自動化製品も2004年から開発・販売をしており、これらを組み合わせたソリューションを多くの企業様でご採用頂いております。
これらの経験から構築したユーザックシステム独自のソリューションもご紹介させて頂きます。
特長のあるソリューションをお探しの方、受注業務改善のヒントをお探しの方はぜひお申込みください。

特別講演2 16:50 〜 17:30
斉 紅威

データはAIを駆動:応用革新と情報セキュリティ

Datatang Technology Co. Ltd
CEO
斉 紅威 氏

【講師プロフィール】
斎 紅威 (Qi Hongwei)
数据堂(北京)科技股份有限公司 (Datatang (Beijing) Technology Co.,Ltd.) の創設者兼CEO
1998年に河北工科大学の機械工学科を卒業。
2004年に、中国科学院の自動化研究所から人工知能とパターン認識の博士号を取得。
2004年から2011年の間、NEC中国研究所 知的情報処理研究部長 上級研究員に就任。
2006年から2007年まではスタンフォード大学のコンピュータサイエンス学科客員研究員。
中国コンピュータ協会のビッグデータ専門委員会のメンバーおよび中国コンピュータ協会のYOCCE学術委員会のメンバーである。

 中国と日本はいずれも近い将来社会高齢化の問題に直面するにあたり、社会全体は知能技術で公共および企業のサービス能力不足を補わなければなりません。ちょうどその時、人工知能技術はこの80年近くの研究発展を経て大規模化応用の着地の段階に達し、現在では既に多くの領域において、人類にかつてないサービスを提供し、社会と企業の運営状態を深く変化させています。上記のような背景として、本講演は以下3つの点を検討します。

1、中国の人工知能応用状況を紹介します。主に無人運転、スマートカスタマーサービス、スマート監視、スマート製造などの分野を含め、また日本の人工知能応用の対応分野の発展との対比。

2、人工知能の発展におけるデータの駆動作用及び現在の人工知能データサービスの主なモードを述べさせていただきます。

3、人工知能データサービスにおけるセキュリティ問題と解決策の提案をまとめます。