タイムテーブル

アーリーバード(チュートリアル)セッション

A-1 8:30 ~ 9:20

BIはなぜ定着しないのか?
その本質的理解と解決への考え方

ZEKKO 株式会社
営業部
シニアシステムコンサルタント

岡 政次 氏

B-1 8:30 ~ 9:20

マスタデータ管理を基礎から理解する

株式会社データ総研
代表取締役会長

黒澤 基博 氏

C-1 8:30 ~ 9:20

データマネジメントの本質から探る、データがもたらす「光」と「影」

株式会社リアライズ
代表取締役社長

大西 浩史 氏

D-1 8:30 ~ 9:20

データ活用の基礎とビッグデータの最新テクノロジーを知る

MapR Technologies株式会社
アライアンス&プロダクトマーケティング
ディレクター

三原 茂 氏

午前の部

一般社団法人 日本データマネジメント・コンソーシアム
会長

栗島 聡

主催者挨拶 09:30 ~ 09:35

日本GE株式会社
代表取締役社長兼CEO

熊谷 昭彦 氏

K-1 基調講演 1 9:35 ~ 10:25

Future of Work
次世代型製造業を目指すGEの挑戦

JDMC AWARD 表彰式 10:25 ~ 10:40

データマネジメントにおいて、他の模範となる活動を実践している企業・官公庁・団体・個人 データマネジメント大賞を始め、
各賞の発表と表彰を執り行います。

A-2 10:50 ~ 11:30

今こそ実践する「MDM」、
その本質と成功のポイントを明かす

インフォマティカ・ジャパン株式会社
セールスコンサルティング部
ソリューションアーキテクト
エバンジェリスト

久國 淳 氏

B-2 10:50 ~ 11:30

データ中心のPDCAサイクルによりビジネスの成果を向上させるには

株式会社ドーモ
シニアソリューションコンサルタント

奥野 和弘 氏

C-2 10:50 ~ 11:30

やはりすべては「データ&アナリティクス」に帰結する
~最新事例に学ぶビジネス/IT戦略とは?

日本テラデータ株式会社
コーポレート・エバンジェリスト/エグゼクティブ・コンサルタント

金井 啓一 氏

D-2 10:50 ~ 11:30

進化するインメモリー技術が拓く
ビッグデータ活用の新潮流を紐解く

SAPジャパン株式会社
プラットフォーム事業本部
バイス プレジデント事業本部長

鈴木 正敏 氏

A-3 11:40 ~ 12:20

グローバル経営におけるデータ整合性確保とIoTなどデジタルビジネスへの対応

株式会社ブリヂストン
ITネットワーク本部
グローバルCIO室
室長

室岡 隆志 氏

B-3 11:40 ~ 12:20

顧客サービスを変革するIoT/M2M戦略
A SUSTAINABLE FUTURE ~テクノロジで、新しい豊かさへ~

ヤンマー株式会社
執行役員
経営企画ユニット
ビジネスシステム部
部長

矢島 孝應 氏

C-3 11:40 ~ 12:20

情報の価値を高める「共通語彙基盤 (IMI)」、
その必然性を明かす

独立行政法人情報処理推進機構
(IPA)
技術本部
国際標準推進センター
参与/
国際標準推進センター長

田代 秀一 氏

D-3 11:40 ~ 12:20

ビッグデータ活用により顧客インサイトに迫る
“イベントベース”から“イベント+行動”ベースへ

みずほ銀行
個人マーケティング部
参事役

吉澤 陽子 氏

ランチセッション ※軽食をご用意しております。

A-4 12:30 ~ 13:00

データ品質と費用の最適バランスを伝授
~目的別にデータ品質改善プロセスを考える~

株式会社リアライズ
データマネジメント事業統括部
マネージャ

田畑 賢一 氏

B-4 12:30 ~ 13:00

ビッグデータ×AIはビジネスをどう変えるか?
AIによるデータ分析が導いた業務改革とは

株式会社 日立製作所
ITプラットフォーム事業本部
ビッグデータ本部
データアプリケーション部
担当部長

橋本 哲也 氏

C-4 12:30 ~ 13:00

法人営業・マーケティングを強化する
顧客データ統合(リアルタイムCDI)とは?

株式会社ランドスケイプ
企画グループ
マネージャー

鈴木 彩乃 氏

D-4 12:30 ~ 13:00

今こそBIをセルフサービス化する
Tableauがもたらす真のメリットとは?

Tableau Japan株式会社
Technology Evangelist、
Sales Consultant

並木 正之 氏

午後の部

株式会社リクルートホールディングス
Recruit Institute of Technology推進室 室長

石山 洸 氏

K-2 基調講演 2 13:20 ~ 14:10

リクルートAI研究所が進める
”データマネジメントの民主化”

A-5 14:20 ~ 15:00

データ駆動経営を推進する
情報統合のパラダイムシフトとは?

スマートインサイト株式会社
代表取締役社長

町田 潔 氏

B-5 14:20 ~ 15:00

経営革新、成長のためのデータマネジメントのポイント

株式会社データ総研
コンサルティンググループ
シニアコンサルタントマネジャ

吉岡 健 氏

C-5 14:20 ~ 15:00

ブロックチェーンとデータマネジメント
~ブロックチェーンはデータマネジメントに使えるのか?~

インフォテリア株式会社
代表取締役社長/CEO

平野 洋一郎 氏

D-5 14:20 ~ 15:00

現場自らがビッグデータ活用を実践!
AIが支援する、商品企画や機器最適化の実際

富士通株式会社
イノベーティブソリューション事業本部
情報統合システム事業部
チーフアーキテクト

立岩 正弘 氏

A-6 15:10 ~ 15:50

グローバル経営管理のためのデータ統合基盤構築の実際

マクニカネットワークス株式会社
取締役
経営企画室

奥野 正 氏

B-6 15:10 ~ 15:50

システム、データを取り戻せ
IT部門が現場に飛び込んだ意義とは

ダイハツ工業株式会社
オフィスサポートセンターICT
課長

朝田 卓麿 氏

C-6 15:10 ~ 15:50

データ活用における産学官連携と今後への課題

株式会社ローソン
営業戦略部
シニアマネージャ

羽鳥 恵美子 氏

D-6 15:10 ~ 15:50

O2Oに対する新たな挑戦、
営業スタッフとデジタルの融合によるマーケティング改革

株式会社ガリバーインターナショナル
Gulliverデジタルマーケティングチーム
兼 Gulliverリアルマーケティグチーム
チームリーダー

中澤 伸也 氏

15:50 ~ 16:10 Coffee Break
A-7 16:10 ~ 16:50

急務となったMDM導入プロジェクト
その現実的なステップを明らかにする

東洋ビジネスエンジニアリング株式会社
ソリューション事業本部
テクノロジーソリューション本部
本部長

波根 安芸生 氏

B-7 16:10 ~ 16:50

分析だけじゃ終わらない、コラボレーティブBIがもたらす破壊力

Yellowfin Japan株式会社
Director of Sales

林 勇吾 氏

C-7 16:10 ~ 16:50

Hadoop運用経験から解き明かす
ディストリビューションの選択とコスト最適化

ネットアップ株式会社
Cloud & SI 推進室
Executive Evangelist

平野 和弘 氏

D-7 16:10 ~ 16:50

IoT推進のコアとなるデータレイク・アーキテクチャと
リーンスタートアップ・アプローチの実際

Pivotalジャパン株式会社
技術統括部
シニアテクニカルコンサルタント

松下 正之 氏

A-8 17:00 ~ 17:40

グローバル顧客マスター統合、その理想と現実

KDDI株式会社
ソリューション営業本部
業務企画部 システムグループ
課長補佐

土田 史郎 氏

B-8 17:00 ~ 17:40

製品・サービスの高度化に向けた
データ収集・分析基盤構築への取り組み

株式会社IHI
情報システム部
情報科学技術グループ
担当部長

河野 幸弘 氏

C-8 17:00 ~ 17:40

オムニチャネル時代の全体最適を実現するリテールロジスティクス

株式会社丸井グループ
常務執行役員
株式会社ムービング
代表取締役社長

若島 隆 氏

D-8 17:00 ~ 17:40

オープンデータとクルマビッグデータを組み合わせたデータ駆動イノベーション
~静岡市提携実証実験~

株式会社トヨタIT開発センター
開発・調査部
プロジェクトマネージャー

長田 祐 氏

A-9 17:50 ~ 18:20

【JDMC研究会発表】
今こそ見直そうデータ経営のあり方
~デジタルビジネス時代を生き抜くためのデータ活用の研究~

クオリカ株式会社
産業事業本部 戦略企画部 主査

五十島 良一 氏

B-9 17:50 ~ 18:20

【JDMC研究会発表】
企業/自治体の事例研究から解き明かす
データマネジメント成功へのアプローチ

株式会社菱化システム
課長代理

池田 信威 氏

合同会社エクリュ
代表社員

柏崎 吉一 氏

C-9 17:50 ~ 18:20

【JDMC研究会発表】
顧客行動分析による実践的なデータマーケティングとは?

セイコーエプソン株式会社
IT推進本部 IT推進管理部
ビジネス分析エンジニアリンググループ
主任

小泉 泰慎 氏

D-9 17:50 ~ 18:20

【JDMC研究会発表】
日本型データマネージメントで世界を変える
~現場力とトップダウン融合~

清水技術士・診断士事務所
2015年JDMCテーマ9:実践DM勉強会

清水 孝光 氏

※予告なく内容が変更になる場合がございます。予めご了承ください。

アーリーバード(チュートリアル)セッション

A-18:30 ~ 9:10
岡 政次 氏

BIはなぜ定着しないのか?
その本質的理解と解決への考え方

ZEKKO 株式会社
営業部
シニアシステムコンサルタント

岡 政次 氏


ビジネスインテリジェンス、あるいはBIという言葉は広く定着しましたが、実務での利活用や業務への定着という点では、まだまだ不十分なのも事実。データ駆動ビジネスという言葉を持ち出すまでもなく、顧客ニーズやビジネス環境の変化の速さを考えるとすぐにでも対処すべき重要なテーマです。問題の背景には、日本と欧米企業の間にあるデータ分析や意思決定に関する考え方の違いのほか、BIツールの多様性からくる理解不足や分析対象データの整備不足などがあります。
本チュートリアルでは、欧米ではデータ分析をどう生かしているのか、なぜ様々なBIツールが登場するのか、各種ツールの違いは何か、データ分析のためのITインフラをどう整備しているのか、といった事柄を解説しながら、日本企業にBIを定着させるためのポイントをお伝えします。

受講対象者:BIを推進する立場にある方、BIツールの最新像を知りたい、あるいは俯瞰的に理解したい方、BIツールを効果的に導入する方策に悩まれている方

B-18:30 ~ 9:10
黒澤 基博 氏

マスタデータ管理を基礎から理解する

株式会社データ総研
代表取締役会長

黒澤 基博 氏


事業統合やサプライチェーンの最適化・オムニチャネルへの対応など、マスタデータの統合と品質向上がますます望まれています。しかし、個別のシステム開発と違って、MDMを推進する際には回避すべき落とし穴が沢山あります。
本チュートリアルセッションでは、最初に事例を説明しMDMのイメージを持っていただいた後、1)MDMが必要な理由、2)マスタデータの種類3)プログラムマネジメント としてのMDM(MDMの進め方)、4)データリネージ(データの系統)の可視化、5)MDMアーキテクチャ、6)構造化 データと非構造化データの統合などを解説いたします。

受講対象者:マスターデータ管理(MDM)に関心のある方、これから取り組もうと考えている方、改めてMDMの本質を理解・確認したい方

C-18:30 ~ 9:10
大西 浩史 氏

データマネジメントの本質から探る、データがもたらす「光」と「影」

株式会社リアライズ
代表取締役社長

大西 浩史 氏


日々の事業活動を子細に把握し問題の予兆を発見するためには、何が必要不可欠な鍵となるでしょうか?あるいはIoT、モバイル、ソーシャルなどを生かして事業成長を図りたい、顧客満足度を高めたい、といった場合の鍵は何でしょうか?必要不可欠な要素、それはズバリ"データ"です。
つまりビジネスで勝ち残るために、データが「凶器」とならないよう的確な管理・ガバナンスを行い、「強靭な武器」として経営資源化する「営み」を浸透させていく-これこそがデータマネジメントなのです。こうしたデータを最大限に活用して、自社の商品やサービスの差別化を行いたい、と経営者が考えるのは極めて自然な時代の潮流です。
本チュートリアルでは、JDMCの研究成果と20年にわたってデータマネジメントを生業としてきた講演者自身の経験・実績をもとに、具体的事例を交えつつ「データマネジメントの本質とその全体像」についてわかりやすくご説明します。

受講対象者:データをビジネスに活かしたい、何から始めるかなど取り組みのアプローチに悩んでいる、データマネジメントを俯瞰的に理解したい、と日頃思われているIT部門や業務部門の責任者様やご担当者様

D-18:30 ~ 9:10
三原 茂 氏

データ活用の基礎と
ビッグデータの最新テクノロジーを知る

MapR Technologies株式会社
アライアンス&プロダクトマーケティング
ディレクター

三原 茂 氏


データ活用やデータ駆動経営、ビッグデータといったキーワードと共に、DWHやBI(ビジネス・インテリジェンス)だけではなく、昨今HadoopやSpark、データレイク、NoSQL、BA(ビジネス・アナリシス)といったデータ分析に関わる新しいテクノロジーが生まれています。
本チュートリアルでは、これらの新しいテクノロジーがどんなものなのか、何ができるのか、既存テクノロジーとどう違うのか、どう同じなのかを表や活用例も交えてご説明します。

受講対象者:データ活用やデータ分析に興味のある方、HadoopやNoSQL等のキーワードは知っているが、それらが何か、具体的に何ができるかを知りたい方、 ストレージやDWHに問題を抱えている方、ソフトウェアデファインドストレージに興味のある方等々

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午前の部

K-1 基調講演 1 9:35 ~ 10:25
行徳 セルソ 氏

Future of Work
次世代型製造業を目指すGEの挑戦

日本GE株式会社
代表取締役社長兼CEO

熊谷 昭彦 氏


ジェットエンジンや医療機器などの産業機器をネットワークで結び、大量のセンサーデータや機器の稼働情報などを収集・分析。機器の生産性や稼働率の向上、あるいは予期せぬ故障をゼロにする予防保全を可能にする「インダストリアル・インターネット」。これを2012年に提唱し、様々な取り組みを全社的に推進しているのがGEです。「モノのインターネット(IoT)」の代表的な取り組みであり、それが製造業を取り巻く環境、さらには製造業のビジネスモデルを大きく変えつつあります。
本講演では、インダストリアル・インターネットの中核を成す、アナリティクスによる機器やオペレーションの最適化といった取り組みを始め、新たな製造技術などを駆使して21世紀の社会インフラに革命的な変化をひきおこし、さらに新たな産業の時代(new industrial era)をリードするGEの取り組みをご説明します。

A-210:50 ~ 11:30
久國 淳 氏

今こそ実践する「MDM」、
その本質と成功のポイントを明かす

インフォマティカ・ジャパン株式会社
セールスコンサルティング部
ソリューションアーキテクト
エバンジェリスト

久國 淳 氏


企業情報システムの重要な構成要素であるマスターデータ管理(MDM)。にもかかわらず、これまでMDMの計画・構築・運用は難航、あるいは頓挫しがちで、そもそもプロジェクトとして立ち上がらなかったり、構築に膨大な期間とコストがかかってしまうことが少なくありませんでした。構築しても、運用が大変で維持できないことも散見されました。しかし近年ではMDM導入の機運が再燃し、成功させる企業が着実に増えています。いったい、何が変わったのでしょうか?
本講演では、MDMがもたらす本質的価値、および導入成功ためのポイントを、最新のソリューションと事例を交えて解説します。

B-210:50 ~ 11:30
奥野 和弘 氏

データ中心のPDCAサイクルによりビジネスの成果を向上させるには

株式会社ドーモ
シニアソリューションコンサルタント

奥野 和弘 氏


変化が激しく複雑性に満ちた今日のビジネスにおいては、仮説検証のスピードを上げ、適切なアクションを次々と打つ必要に迫られています。そのためにはデータを 蓄積し、問題や改善点をいち早く把握し、その背景にある原因を調査し、改善施策を検討・実行し、その施策が想定通りの効果を発揮しているかをデータに基づいて評価するPDCAサイクルをクイックに回していく必要があります。
本講演では、多くの企業で行われているスプレッド シートとメールや会議を組み合わせたソリューションや、一部の専門家だけがBIツールを駆使してデータを分析しているという状況で起きうる課題を確認した上で、データを最大限活用し、変化に強い組織を作るためのポイントと、Domoがそれをどのように実現するかについて、事例やデモを交えてご紹介します。

C-210:50 ~ 11:30
金井 啓一 氏

やはりすべては「データ&アナリティクス」に帰結する
~最新事例に学ぶビジネス/IT戦略とは?

日本テラデータ株式会社
コーポレート・エバンジェリスト/エグゼクティブ・コンサルタント

金井 啓一 氏


IoTなどによるデジタライゼーションが様々なコト、モノをデータとして把握することを可能とし、インダストリー4.0やフィンテックなど新たなビジネスムーブメントを巻き起こしています。また、マーケティングの世界ではDMPによる改革が進んでいます。すべてのキーはデータです。そして日々集まってくる膨大なデータは、アナリティクスによってビジネスの判断/アクションに繋がり、新しい価値を生み出します。
本講演では、JDMC理事でもある日本テラデータのエバンジェリスト金井啓一が、最新のアナリティクス事例を交えながらビジネス/IT戦略のポイントをご紹介します。

D-210:50 ~ 11:30
鈴木 正敏 氏

進化するインメモリー技術が拓く
ビッグデータ活用の新潮流を紐解く

SAPジャパン株式会社
プラットフォーム事業本部
バイス プレジデント事業本部長

鈴木 正敏 氏


デジタル・トランスフォーメーションというキーワードに象徴されるように、今、テクノロジーの大波が世界を大きく変えつつあります。この変革の中で成果を挙げている既存企業やベンチャー企業に共通する点は、ビッグデータを活用していること。データドリブンで新たなビジネスを生み出しているのです。
ではこれからデジタル・トランスフォーメーションに挑む企業は、どのようにビッグデータに取り組めばいいのでしょうか?
本講演では、その答としてビッグデータ活用を支えるプラットフォームであるSAP HANAと、今後の潮流であるビッグデータディスカバリ、Hadoopと基幹システムの連携、リアルタイム分析、企業トップのビッグデータ活用について紹介し ます。

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11:40 ~ 12:20

A-311:40 ~ 12:20
室岡 隆志 氏

グローバル経営におけるデータ整合性確保とIoTなどデジタルビジネスへの対応

株式会社ブリヂストン
ITネットワーク本部
グローバルCIO室
室長

室岡 隆志 氏


会社としてのブリヂストンは1988年、米国ファイアーストン社を買収したのを機に、「グローバル化」という大きなターニングポイントを迎えました。一方、情報システム面では、2003年に開始した「グローバルIT会議」、その後に開始した「グローバルでのデータ収取・統合の検討」の2つがターニングポイント、つまり本当の意味での「ITのグローバル化」の始まりでした。
本講演では、この「ITのグローバル化」について、その後の施策を含めて解説します。特に「データ整合性確保」の観点から実施内容と解決すべきだった課題などを紹介。その流れの中で、今後迎える「デジタル時代・IoT時代」への対応方法や考えていることについてお話しいたします。

B-311:40 ~ 12:20
矢島 孝應 氏

顧客サービスを変革するIoT/M2M戦略
A SUSTAINABLE FUTURE ~テクノロジで、新しい豊かさへ~

ヤンマー株式会社
経営企画ユニット ビジネスシステム部
執行役員 部長

矢島 孝應 氏


本講演では、ヤンマーが現在取り組んでいる「A SUSTAINABLE FUTURE ~テクノロジで、新しい豊かさへ~」を実現し、創業者・山岡孫吉の思いである「人々のくらしを豊かにする革新」のため、創業以来100年培ってきた商品力を支えるヤンマーのIT戦略をご紹介いたします。次の100年を拓くICTによって、世界をリードする先進的で効率的な農機を開発し、お客さまの経営に貢献するのがヤンマーの考えです。具体的には、製品開発を高度化するCADシステム、情報発信のWebサイトの統合、コミュニケーション基盤の刷新などに関して様々な取り組みを進めています。ここでは特にマシンの稼働状況を見守り、最良なサービスを追及するICTを活用した次世代サービスシステム「SMARTASSIST」に焦点を当て、お話しいたします。そこではビッグデータが大きな役割を果たしています。

C-311:40 ~ 12:20
田代 秀一 氏

情報の価値を高める「共通語彙基盤 (IMI)」、
その必然性を明かす

独立行政法人情報処理推進機構(IPA)
技術本部 国際標準推進センター
参与/国際標準推進センター長

田代 秀一 氏


「世界最先端IT国家創造宣言」という安倍政権の閣議決定の下、政府や自治体が持つ公共データを再利用性の高い「オープンデータ」として提供する取り組みが始まっています。しかし、それを生かすには前提条件があります。データの構造や項目名などを定義したテンプレートをあらかじめ用意し、共有することにより、効率的で誤りのないデータ交換を可能にする「共通語彙基盤 (IMI)」の利用がその1つです。単に語彙を共通化するだけでなく、IMIを使えばデータ構造を設計する手間やコストを削減でき、活用のためのアプリ開発も容易になります。昨年2月の公開以来、経済産業省が近く公開する「法人情報ポータル」や、いくつかの自治体で活用が始まっていますが、新しいものだけに十分に認知されているとは言えません。
そこで本講演では、共通語彙基盤(IMI)の仕組み、活用の実例、海外での取り組み、国際協力の状況などについて紹介します。IMIを活用し、情報の整理、共有、公開を効率的で価値あるものにしてゆきましょう。

D-311:40 ~ 12:20
吉澤 陽子 氏

ビッグデータ活用により顧客インサイトに迫る
“イベントベース”から“イベント+行動”ベースへ

みずほ銀行
個人マーケティング部
参事役

吉澤 陽子 氏


2007年、みずほ銀行はイベントベースト・マーケティング(EBM)を導入しま した。“顧客のタイミング”で“顧客の欲する情報”を提供するのが目的でした。 並行して人材の育成、インフラ整備などを進めた結果、非対面チャネルでのマー ケティング収益や効率性が向上するといった大きな成果を確認しました。同時にEBMの壁や限界を知ることにもなりました。
一方、今日ではモバイルやIoTの進展によりビッグデータが利用可能になり、 アナリティクス技術やIT環境も高度化しています。そこで現在、 EBMの考え方を発展させ、EBMに加えて深い顧客インサイトを活用する取り組み=ビヘイビア ベースト・マーケティング(BBM)にも取り組んでいます。同時に、データ活用におけるPDCAサイクルの確立、コミュニケーションプランナーとデータサイエンティストのスキルを併せ持つ人材の育成なども進めています。
本セッションでは、こうした取り組みやチャレンジについて紹介します。

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ランチセッション ※軽食をご用意しております。

A-412:30 ~ 13:00
田畑 賢一 氏

データ品質と費用の最適バランスを伝授
~目的別にデータ品質改善プロセスを考える~

株式会社リアライズ
データマネジメント事業統括部
マネージャ

田畑 賢一 氏


間違いが混在している、項目が不足するなど詳細度が足りない、データが古い…。データ活用を推進・深掘りしていくと必ず出てくるのが、こうしたデータ品質に関わる問題です。当然、データ品質が高いに越したことはありませんが、品質を高めて維持するには相応の費用が発生しますから、自ずと限界もあります。
では業務目的を達成できるデータ品質は、どのレベルであるのが望ましいのでしょうか。どう費用とのバランスをとればいいのでしょうか。
本講演では、800以上のデータマネジメント案件を手掛ける中で辿り着いたデータ品質の費用バランスの考え方と、品質改善や維持に必要な手法・コストを、聴講者限定の資料を用いて説明します。

B-412:30 ~ 13:00
○○ ○○ 氏

ビッグデータ×AIはビジネスをどう変えるか?
AIによるデータ分析が導いた業務改革とは

株式会社 日立製作所
ITプラットフォーム事業本部
ビッグデータ本部
データアプリケーション部
担当部長

橋本 哲也 氏


これまで、データ分析は業務に詳しい専門家が、仮説・検証を繰り返していました。しかし、近年ではビジネス環境の変化やデータの肥大化/複雑化によって仮説・検証を短時間で行うことが困難な状況になっています。この課題を日立は、人工知能技術「Hitachi AI Technology/H」で解決します。
本講演では、売り上げ向上や設備メンテナンスのコスト削減など、日立独自のAI技術を用いてビッグデータ分析を行い、従来のデータ分析を超える成 果を導出して、お客さまの新たなビジネス価値創出に貢献した事例をご紹介します。さらに、AIによるビッグデータ分析で必要となる多種多様なデータを短サイクルで収集・統合する「Pentahoソフトウェア」も合わせて紹介します。

C-412:30 ~ 13:00
鈴木 彩乃 氏

法人営業・マーケティングを強化する
顧客データ統合(リアルタイムCDI)とは?

株式会社ランドスケイプ
企画グループ
マネージャー

鈴木 彩乃 氏


厳しい競争環境を生き抜くためには、企業内外にあふれる情報を統合し、データに基づいた的確かつスピーディなアクションを実行し、効率を高めていくことが重要です。ただし、そこには大きく立ちはだかる壁が存在します。例えばCRMツールやSFAなどに多大な投資をしたが、できたのは案件管理だけ。購買予測やクロスセルのためには他のデータと照合させなければならず、それができずに中途半端にCRMを利用している--。マーケティング オートメーションの導入企業でも、このような事例は決して少ないとは言えません。
本講演では、日本最大の法人マスターデータやWEBログ、企業ニュースなどをリアルタイムに顧客データと融合させた、「①顧客と市場を可視化するデータ管理手法」や、「②名刺OCRを活用したモバイルソリューション」の仕組みと効果などを解説します。

D-412:30 ~ 13:00
並木 正之 氏

今こそBIをセルフサービス化する
Tableauがもたらす真のメリットとは?

Tableau Japan株式会社
Technology Evangelist、
Sales Consultant

並木 正之 氏


不透明さと同時に厳しさを増す事業環境の中で、企業は現場の責任者や担当者が自らデータを分析し、迅速な意思決定をできるようにする必要があります。誰もがデータを早く簡単に可視化し、そこからビジネスを成長させたり、顧客満足を高めるヒントを得るのです。これが国を問わず共通であることは、「セルフサービスBI」であるTableauのユーザー企業がすでに3万9000社を超えている事実が証明しています。
本講演では、ドラッグ&ドロップの直感的な操作で、データを可視化し理解する、というTableauの特徴や企業の情報活用戦略に役立つ最新の動向についてデモを交えて説明します。なおTableauは米ガートナーが発表した2016年版の「Magic Quadrant for Business Intelligence and Analytics Platforms」においてリーダーに位置づけられた製品です。

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午後の部

K-2 基調講演 213:20 ~ 14:10
石山 洸 氏

リクルートAI研究所が進める
”データマネジメントの民主化”

株式会社リクルートホールディングス
Recruit Institute of Technology推進室 室長

石山 洸 氏


リクルートAI研究所では、昨年11月にデータマネジメントと人工知能の世界的権威であるAlon Halvey 氏をトップに起用しました。同 氏はGoogle Research出身であり、第一級の研究者でもあります。同月には、米国ボストンに本拠地を置く汎用機械学習プラットフォームを提供するベンチャー企業、DataRobotへの出資を完了しました。同社の社是は「Better predictions. Faster.」(より良い予測をより速く)です。
一見、AI(人工知能)の取り組みに思えますが、これら2つに共通するキーワードは実は「データマネジメントの民主化」です。リクルートAI研究所は従来、中央集権的に管理されていたデータマネジメントや機械学習をリクルート全社の、さらには世界中の誰もが活用できるようにする、そのために汎用的なプラットフォームを提供することを目指しています。講演では、その構想とプロジェクト内容についてお話します。

A-514:20 ~ 15:00
吉岡 健 氏

データ駆動経営を推進する
情報統合のパラダイムシフトとは?

スマートインサイト株式会社
代表取締役社長

町田 潔 氏


企業内外に散在する様々なデータを統合すれば、ビジネスアクションを促進・多様化でき、企業パフォーマンスを向上できることは論を要しないでしょう。しかし従来の物理的なデータ移行を伴う統合ではスピードが問題でした。ビジネスの「変化」の速さに対応しきれないのです。例えば、IoTなどが生み出すビッグデータと取引データを融合させたトライ&エラーを実践しようとすると壁にぶちあたります。
この問題を解消するのがスマートインサイトが提供するMµgen(ミュージェン)です。アルゴリズム・ベースであらゆるデータ間の関連性を自律的に発見し、データドリブンな意思決定を可能にします。
本講演では「カスタマージャーニーに基づいたマーケティング施策の高度化」「顧客の利用状況を把握した新製品/サービス開発」等について、ユースケースを交えてMµgenによるデータ利活用を紹介します。

B-514:20 ~ 15:00
町田 潔 氏

経営革新、成長のためのデータマネジメントのポイント

株式会社データ総研
コンサルティンググループ
シニアコンサルタントマネジャ

吉岡 健 氏


データが、日々の企業活動はもとより、成長や事業革新のための重要な資産であることは、いうまでもありません。その資産を生かして、どのように事業価値を生み出すか、利益につなげられるか、あるいは経営革新ができるかなどが、あらゆる企業にとって重要な命題になっているのです。
一方、それにつれて課題が急浮上しています。企業は、海外法人や海外事業所といったグローバル、子会社、関連会社などのグループを含めた幅広いスコープでデータ資産を活用する必要があります。ただ、各組織は制度や文化などの違いからそれぞれ独自の方法でデータを管理しており、このことがデータ活用を行う上で様々な障害を生み出しています。それを解決し、乗り越えるには何が必要か、どうアプローチすればいいのでしょうか?
本講演では、今日のグローバル企業が実践するべきデータマネジメント施策とそのポイント について、幾つかの事例とともに解説します。

C-514:20 ~ 15:00
平野 洋一郎 氏

ブロックチェーンとデータマネジメント
~ブロックチェーンはデータマネジメントに使えるのか?~

インフォテリア株式会社
代表取締役社長/CEO

平野 洋一郎 氏


"フィンテック"の中核技術の1つである「ブロックチェーン」。
もともとはごく低いコストで安全かつ確実な資金移動を可能にする仮想通貨のための分散型台帳技術として考案されました。
その背景から金融システム向けの技術と思われがちですが、プライベート型ブロックチェーンの登場により、グループ内や企業間取引に有効な技術として飛躍的に注目度が高まり、企業システムのデータベースへと活用の道が広がりつつあります。
データマネジメントとの関わりも非常に密接なものがありますが、従来の仕組みとは異なるだけに分かりにくさがあるのも事実です。
本講演では、ブロックチェーンの仕組み、従来のデータベースとの違いなどを解説し、企業システムでの活用についてのヒントを明らかにします。

D-514:20 ~ 15:00
立岩 正弘 氏

現場自らがビッグデータ活用を実践!
AIが支援する、商品企画や機器最適化の実際

富士通株式会社
イノベーティブソリューション事業本部
情報統合システム事業部
チーフアーキテクト

立岩 正弘 氏


複雑かつ大量のデータを分析しようにもスキルがない。データ分析の専門家に依頼するには費用も手間もかかる--こんな悩みをもつ企業や担当者は、少なくないのではないでしょうか。それに応えるべく、富士通は分析ソリューション「Operational Data Management & Analytics」にAI(人工知能)技術を組み合わせて進化させています。
具体的には商品企画や営業戦略の立案に欠かせない「需要予測」、購買時の行動を分析する「顧客行動分析」、業務機器の最適化やコストダウンを狙う「予兆監視」などモデル化し、専門家に頼らなくても比較的簡単に、しかもAIによってさらに細やかな分析を可能にします。
本講演では、販売戦略や商品企画、機器最適化への適用事例とAIによる可能性を、分析画面のデモを交えつつ紹介します。

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15:10 ~ 15:50

A-615:10 ~ 15:50
奥野 正 氏

グローバル経営管理のためのデータ統合基盤構築の実際

マクニカネットワークス株式会社
取締役
経営企画室

奥野 正 氏


半導体や電子デバイス、ネットワーク関連機器、ソフトウェアなどの専門商社であるマクニカは2014年、「MACNICA GLOBAL DATA HIGHWAY」をコンセプトに掲げ、データ統合基盤の構築に着手しました。当初はERPを統一し、「グローバル1インスタンス」の構築を検討していましたが、ERPを変更することは、オペレーションを根本から変更すること。これには相当なコストと期間が必要となります。そこで各基幹システムには手を加えず、既存資産をそのまま活用する「グローバル1データ」プラットフォームの構築を目指しました。プロセスを変えてERPを導入するよりも、データ統合プラットフォームを構築すれば、各システムから必要なタイミングで連携させ、最適な形でユーザーに提供できると考えたのです。ここではそのデータ統合プラットフォームの考え方についてご説明します。

B-615:10 ~ 15:50
朝田 卓麿 氏

データマネジメントにおける
「現場IT」と「センターコア」の役割とは

ダイハツ工業株式会社
オフィスサポートセンターICT
課長

朝田 卓麿 氏


IT部門の存在意義は何なのでしょうか?要求に応じてシステムを構築し、運用していれれば合格点でしょうか?「パソコンに向かうのが仕事ではない!」・・・。数年前、このようにトップから指摘された我々は、大きな組織変革を実施しました。IT部門を、「現場IT」というシステム 企画・開発を現場密着型で行う部隊と、「オフィスサポートセンター」というセンターコア型でインフラの構築や運用、コンプライアンス、標準化を行う部隊に分離しました。
もともと、基幹系システムは、メインフレームを中心とした守られつつも閉ざされた空間に存在しました。それは、データの信頼性や保全性と引き換えに、ユーザーから遠いところに存在したのです。業務の迅速化をはかるには、その生きたデータが必要だったのです。
その結果、数分おきの無駄なデータの抜き出し、Access、Excelでのデータ加工はもとより、ユーザーからのデータメンテナンスのための逆流など、データマネジメントという見地ではブラックボックス化が加速することとなりました。
センター組織にいた自分たちは、その危機的状況に気付きつつも、EUCの加速とともに手をつけられませんでした。現場に飛び込み業務を知り、データ、システム、業務を整流化し、自分たちの手に取り戻すことが使命だったわけです。
とはいえ、現場に飲み込まれてしまっては元も子もありません。現場とのwin-winの関係を築きつつどうデータマネジメントしていくのか、その取り組みを紹介します。

C-615:10 ~ 15:50
羽鳥 恵美子 氏

データ活用における産学官連携と今後への課題

株式会社ローソン
営業戦略部
シニアマネージャ

羽鳥 恵美子 氏


今日、多くの企業が、社内外のデータ取得や分析・活用を進めています。必然的にデータ取得方法の選択肢は増え、 管理するデータ量も増大し続けています。しかしながら取得した様々なデータの分析・活用は未だ道半ばという企業も、少なくないのではないでしょうか?日々の購買データのほかにも店舗運営に関わるさまざまなデータを蓄積するローソンも、そうした企業の1社でした。
ローソンでは日々の購買の他にも店舗運営等におけるさまざまなデータを蓄積しており、これをもとにした外部との協業もいくつかの視点で模索し ています。自社だけでは気づかない視点から、新たな知見に繋げていける可能性がありますが、「データは企業にとって財産」だけに多くの困難も存在します。
本講演では、エコ店舗の開発と展開への取組み、販売と気象の連 動性から省エネにつなげる取組みなどを通じて実感した協業の可能性と、企業側の難しさをお話し、データ活用における産学官連携の課題について説明します。

D-615:10 ~ 15:50
中澤 伸也 氏

O2Oに対する新たな挑戦、
営業スタッフとデジタルの融合によるマーケティング改革

株式会社ガリバーインターナショナル
Gulliverデジタルマーケティングチーム
兼 Gulliverリアルマーケティグチーム
チームリーダー

中澤 伸也 氏


流通・小売業を中心にO2O(オンライン・ツー・オフライン)に対する取り組みが広がる中、様々な企業において新たな取り組みがスタートしています。ガリバーもO2Oへの挑戦を続けており、新たに「クルマコネクト」というオンライン接客プラットフォームを開発(http://221616.com/agent/kurumaconnect/001/)。マーケティングオートメーションツールの導入と合わせて展開し始めました。中古車販売事業者としての最大の強みである「営業人員」と「デジタルマーケティング」を融合し、販売モデルおよび顧客体験の変革を推進していくのが目的です。
本講演では、「クルマコネクト」の事例を中心にして、当社におけるO2O戦略の概要、推進にあたって発生する事業者ならでは課題や気づきを参加者の皆様と共有させて頂きたいと思います。

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16:10 ~ 16:50

A-716:10 ~ 16:50
波根 安芸生 氏

急務となったMDM導入プロジェクト
その現実的なステップを明らかにする

東洋ビジネスエンジニアリング株式会社
ソリューション事業本部
テクノロジーソリューション本部
本部長

波根 安芸生 氏


資材や部品調達の最適化や顧客サービスの高度化、グローバル経営の実践。それらすべての核となるのがマスターデータ・マネジメント(MDM)です。その実現については多くの企業が検討に着手しながらも、なかなか踏み出せなかった状況が続いてきました。しかし近年、先進企業を中心に本格的なMDMプロジェクトが着実に立ち上がり始めています。最近大きな関心を集めるIoTやビックデータへの取り組みが、改めてMDMへの取り組みを促す面もあります。
一般的にはマスタデータの統合は長い取り組みであり、できるところからステップ・バイ・ステップで進めることがよいとされています。しかし、あるべきマスタ統合モデルや、その構築・拡張・展開方式などは各社各様であり、決してワンパターンではありません。
本講演では様々なプロジェクトを支援してきた経験から、どんなステップを踏んでいけばよいのかを、具体例を挙げながら解説します。

B-716:10 ~ 16:50
林 勇吾 氏

分析だけじゃ終わらない、コラボレーティブBIがもたらす破壊力

Yellowfin Japan株式会社
Director of Sales

林 勇吾 氏


BI業界は新規参入ベンダーが急増し、新旧ベンダーが乱立する「BI戦争」とも言われる様相を呈しています。その中でBIに必要な機能要素を網羅し、さらにコラボレーションの仕組みを取り入れた次世代BIツールとして着実に支持を広げているのが「Yellowfin」です。管理者やパワーユーザー、およびビジネスユーザーが、1つのアプリケーション上で、ダッシュボードやナレッジを共有し、データに更なる価値を付加する点が原動力の1つであり、本講演では、Yellowfinの開発思想やアーキテクチャ、特徴を解説します。
なおYellowfinは2003年に豪州で設立された独立系BIベンダーであり、世界70カ国、1万社以上の顧客を有しています。BIに関する世界最大級の調査であるBARC BI Surveyにて4年連続で「革新的なベンダー」No.1の評価を受けています。

C-716:10 ~ 16:50
平野 和弘 氏

Hadoop運用経験から解き明かす
ディストリビューションの選択とコスト最適化

ネットアップ株式会社
Cloud & SI 推進室
Executive Evangelist

平野 和弘 氏


"データファブリック"をキーワードにストレージ・システムを提供するNetAppは、同時にビッグデータを活用する企業でもあります。ではストレージのプロであるNetAppはビッグデータをハンドリングするために、どのHadoopディストリビューンを選択し、利用しているのでしょうか?スケーラブルな並列処理と効率的なストレージ運用という、ある意味で相反する用件をどうクリアしているのでしょうか?さらに運用最適化および TCO(システムの総保有コスト)の削減のために、どんな手を打っているのでしょうか?本講演ではNetAppにおけるHadoop Clusterの構築・運用経験を元に、ビッグデータ基盤について解説します。

D-716:10 ~ 16:50
○○ ○○ 氏

IoT推進のコアとなるデータレイク・アーキテクチャと
リーンスタートアップ・アプローチの実際

Pivotalジャパン株式会社
技術統括部
シニアテクニカルコンサルタント

松下 正之 氏


"Software is eating the world(ソフトウェアが現実世界を食べつつある)"。米著名投資家がこう指摘したように、デジタル化の大波の中であらゆる業界が変革されつつあります。金融、サービス、流通、あるいは製造業も例外ではありません。ソフトウェアとビッグデータのパワーをどう生かすかが、あらゆる企業に問われているのです。
本講演では、そのようなデジタル化を加速する中核テクノロジーの1つである IoT(Internet of Things)を題材の1つとして、企業が取り組むためのアプローチを解説します。具体的には、高速分析サイクルを実現する「データレイク・アーキテクチャ」、成功への最短距離で事業を変革するために欠かせないとされる「リーンスタートアップ・アプローチ」について、コネクテッドカーの事例を交えて紹介いたします。

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17:00 ~ 17:40

A-817:00 ~ 17:40
土田 史郎 氏

グローバル顧客マスター統合、その理想と現実

KDDI株式会社
ソリューション営業本部
業務企画部 システムグループ
課長補佐

土田 史郎 氏


KDDIは、日本国内の通信事業はもとより、国際通信のパイオニアとして蓄積してきた実績とノウハウを活用し、通信やデータセンター事業における海外の成長市場への取り組みを積極的に進めています。そうした中で重要なテーマが、顧客データの一元化を始めとするデータマネジメントです。
本講演では、海外戦略を支える強固なデータベースをどのように実現・運用しているのか。実際のマスターデータ管理の概要、グローバル企業コード導入のプロセスやその効果、現在の課題やメリット・デメリットなどについてお話します。

B-817:00 ~ 17:40
河野 幸弘 氏

製品・サービスの高度化に向けた
データ収集・分析基盤構築への取り組み

株式会社IHI
情報システム部
情報科学技術グループ
担当部長

河野 幸弘 氏


IHIではお客さまの価値創造に向けて、グループ経営方針に掲げている3つの「つなぐ」の一つである「製品・サービスとICTをつなぐ」に取り組んでいます。その一環として様々な製品の稼働データを収集するリモートメンテナンス共通プラットフォームを構築。各製品へ展開を図っています。 収集したデータを活用して製品・サービスの付加価値向上を図るのが目的であり、大量のデータを分析・処理する情報分析基盤の構築も進めています。
本講演では IHI におけるこのようなICTの活用について説明します。特に情報分析基盤に必要な高速データ処理技術として着目している「Apache Spark」について、船舶GISデータを用いた基礎的な時系列データ処理を試行・評価した事例を紹介します。

C-817:00 ~ 17:40
鎌田 喬浩 氏

オムニチャネル時代の全体最適を実現するリテールロジスティクス

株式会社丸井グループ
常務執行役員
株式会社ムービング
代表取締役社長

若島 隆 氏


小売り・流通業では、店舗やWebサイトなどあらゆるチャネルを融合させるオムニチャネルへの関心が集まっています。丸井グルー プでは、オムニチャネルの概念が登場する以前から、店舗・Web・カードの「三位一体」戦略を掲げ、リアル店舗とWeb、顧客を一体統合する革新を進めてきました。
本講演では、丸井グループの取り組みをデータを踏まえて説明します。特に ロジスティクスの高度化に関する店舗在庫とEコマース在庫の統合運用、リアル店舗とEC事業の連携、ECオペレーションと物流オペレーション分野の連結など、社外からの受託サービス事業も含めてご紹介します。

D-817:00 ~ 17:40
横堀 達也 氏

オープンデータとクルマビッグデータを組み合わせたデータ駆動イノベーション
~静岡市提携実証実験~

株式会社トヨタIT開発センター
開発・調査部
プロジェクトマネージャー

長田 祐 氏


トヨタIT開発センターはより豊かな自動車社会の実現に向けて、情報通信技術によるゼロナイズ(交通事故、交通渋滞、環境問題など)、マキシマイズ(運転の楽しみ、快適性、安心など)な社会を目指して、ビジネスと技術の企画・研究開発を推進している企業です。様々なビッグデータを活用し、車車・路車間の通信や機械学習、車群知能などのR&Dを行っています。
一方で、クルマ情報に新たなデータを加えて、より付加価値の高いサービスを提供する試みも実施しています。その1つが静岡市が提供するオープンデータ「しずみちinfo」の活用です。しずみちinfoが持つ災害情報や工事情報といった規制情報、および橋りょうやトンネル、照明灯、カーブミラーなど施設情報と、トヨタIT開発センターの自動車位置や車速、エンジン回転数、ドアの開閉、ワイパー動作、水温、ハンドルの角度、ブレーキ頻度などを掛け合わせると、何ができるのか。
本講演では、イノベーションの一例として研究内容および将来像を解説します。

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17:50 ~ 18:20

A-917:50 ~ 18:20
五十島 良一 氏

【JDMC研究会発表】
今こそ見直そうデータ経営のあり方
~デジタルビジネス時代を生き抜くためのデータ活用の研究~

クオリカ株式会社
産業事業本部 戦略企画部 主査

五十島 良一 氏


多くの企業では管理・財務会計データと、販売・生産といった日々のトランザクションデータは別個に存在しているのが実情でしょう。しかし意思決定の高度化に向け、経営レベルの目標値と現場レベルの実績値の定義・紐つけを行い、スピーディかつタイムリーにPDCAを廻す重要性、つまり変化対応力の強化が増してきています。背景には、IoTに代表されるデータソースの多様化と、それらの意思決定への活用という側面もあります。
JDMCの「データ経営のあり方」研究会では、こうした様々なデータを生きた経営データとしてどう収集・活用するかを議論してきました。ここでは経営戦略フレームワークに基づき、経営トップから現場に至るデータ主導の経営管理のあり方と、それに向けた取り組みを説明します。

B-917:50 ~ 18:20
柏崎 吉一 氏
池田 信威 氏

【JDMC研究会発表】
企業/自治体の事例研究から解き明かす
データマネジメント成功へのアプローチ

株式会社菱化システム
課長代理

池田 信威 氏

合同会社エクリュ
代表社員

柏崎 吉一 氏


データはヒト、モノ、カネに続く第4の経営資源である。企業を取り巻く環境が激しくなる中、その経営資源を価値に転換することはどんな企業や組織にも欠かせない重要課題である--。このような認識の下、JDMCの『データマネジメントの基礎と価値』研究会は、①データマネジメントの啓発・普及、②データマネジメントの価値の定義、③データマジメント普及に向けた人材像の定義、を柱として研究会活動を行っています。
本講演では昨年の「データマネジメント概説書」に続き、本研究会の成果であるデータマネジメント活動の立ち上げ方を、企業/地方公共団体におけるケーススタディ(事例)をベースに報告します。次年度の活動計画についても説明します。

C-917:50 ~ 18:20
小泉 泰慎 氏

【JDMC研究会発表】
顧客行動分析による実践的なデータマーケティングとは?

セイコーエプソン株式会社
IT推進本部 IT推進管理部
ビジネス分析エンジニアリンググループ
主任

小泉 泰慎 氏


顧客購買履歴、商品毎の販売データ、Webやコールセンターへのアクセスログ、キャンペーン結果のデータ・・・。今日、活用可能なデータは数多く存在しますが、効果的に活用できているとは言える企業は、今なお少数派なのではないでしょうか?JDMCの「テーマ6: 顧客行動分析による実践的なマーケティングアプローチとは」に関する研究会では、この点に問題意識を持った有志が集まり、喧々諤々の議論を繰り広げています。
顧客との新しい関係性を構築し、顧客に対して効果的にアプローチするために、データの収集・蓄積・整理、分析・活用、業務定着のあり方をケース研究を通じて可視化。多くの方に有用なガイドラインを作成するのが目的です。
本講演では、過去1年間の研究内容とその成果を紹介します。

D-917:50 ~ 18:20
清水 孝光 氏

【JDMC研究会発表】
日本型データマネージメントで世界を変える
~現場力とトップダウン融合~

清水技術士・診断士事務所
2015年JDMCテーマ9:実践DM勉強会

清水 孝光 氏


本勉強会では、「データは経営・業務と一体不可分。データマネージメント(DM)による経営革新で、再度のJapan As NO1を実現しよう」をスローガンに日本型DMを提唱しています。
日本型DMとは、世界に冠たる日本の生産現場を鑑としてホワイトカラーの現場力を発揮させる。これに全体最適に向けた経営層からのトップダウン・アプローチを融合させる手法です。すなわち、現場力主導の「組織力強化戦略」のためのデータ流最適化のカイゼンサイクル、「位置取り戦略」のためのデータ資産化と活用を、データ主眼に戦略ストーリで連携させるやり方です。
皆様のご参加をお待ちしております。

 

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